講義15日目
Flash
flashとは、音楽や画像を使ってアニメーションや動画・ゲームを作成するソフトウェア、ならびにそのコンテンツである。Webコンテンツとしても親和性が高く、代表的なものにYoutube、ニコニコ動画などの動画配信がある。拡張子は.swfである。
このSWFファイル開発用のスクリプト言語としてAction Scriptがあり、これによってストップやリピートをはじめとする複雑な動きやエフェクトを加えることができる。Action Scriptのバージョンは、1.0/2.0(互換性あり)と最新版の3.0があり両者の間には互換性もなく全く別の開発言語と言ってよい。最新版の3.0はJavaよりのオブジェクト指向となっている。
以降の操作および説明はAction Script2.0を基準として進めていきます。
動画の動かし方
アニメーションの動かし方にはGIFアニメのようなコマおくり動画と、トゥイーンというコマとコマとをFlashが埋めてくれる方式がある。
シンボル化(シンボルに変換)
原画を動かすには最初に対象をシンボル化しなければならない。タイプは以下の3つから選ぶ。
- ムービークリップ(独立して動き細かい動画も可能)
- ボタン(ボタンなどクリックに対応する)
- グラフィック(Action Scriptによる設定ができない)
フレームマーク(タイムライン)
- キーフレーム(F6ボタンでキーフレーム挿入)
- ●印で表示。なんらかの画像が設定されているフレーム。アニメの最初のフレームには必ず表示される。
- 空白キーフレーム
- ○印で表示。なにも画像が設定されていないフレーム。主にAction Scriptをつけるときに挿入する。
- アクションスクリプトフレーム
- ○印の上に"a"文字。Action Scriptが設定されているフレーム。