準備課題の解答の続き

【準備課題04】
[Q] RGBは何をさすのか答えなさい

{A] 色の表現法の一種で、赤 (Red)、緑 (Green)、青 (Blue) の三つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混色の一種である。この3色は光の三原色と呼ばれ、この組み合わせですべての色を表現できる。コンピュータで色を表現する際に用いられる。


【準備課題05】
[Q] CMYKは何をさすのか答えなさい

[A] 色の表現方式の一つで、シアン(Cyan:水色)、マゼンタ(Magenta:赤紫色)、イエロー(Yellow:黄色)、ブラック(黒色)の配合比率を変化させて、すべての色を表現する方式。カラー印刷など減法混色の系で利用される方式である。


【準備課題06】
[Q] オフセット印刷の「オフセット」とは何をさすのか答えなさい

[A] オフセット印刷は、インキを版(はんこ)からブランケットを介して被印刷体(印刷用紙など)に印刷する。正味の意味でのオフセット印刷は、版から直接印刷するのではなく媒介物を介して印刷することである。平版印刷では主にこのオフセット印刷が行われる。「オフセット印刷」という名称の由来は、PS版(Pre-Sensitized Plate)に着いたインキをいったん剥して(OFFして)ブランケットに移し、ブランケットから原紙にインキを移す(SETする)ことによって印刷する方式(OFF-SET)だからだと言われている。


【準備課題07】
[Q] 「ゴシック体」と「明朝体」の違いを答えなさい

[A] 明朝体は中国の明の時代に様式化した書体であり、その細い線を基調とした書体はインクのコスト面や文字の潰れの防止が考慮され、セリフ*1や太い縦線があることで可読性もあるという特徴がある。新聞や書物において本文に使われることが多い。

ゴシック体は縦横の線幅がほとんど変わらないのが特徴(実際には点やはらいの端が少し幅広くなっていたり、はね等に微妙な装飾がある)。この書体は太くて力強く、強調したり、目立たせたい場合には非常によく使われる。しかし、文字が小さかったり、画数が多かったりするとゴシック体は読みにくいものになるという欠点もある。新聞や書物においてタイトルに使われることが多い。


【準備課題08】
[Q] 「線」とは何か答えなさい

[A] ユークリッド幾何学において、
・線とは幅のない長さである。
・線の端は点である。
・直線とはその上にある点について一様に横たわる線である。
と定義される。
しかし一般的には空間における最小単位である点のあつまり、または点と点を結んでできるものと考えられている。間隔・太さ・長さがあるとされ、直線だけでなく曲線も含まれる。


【準備課題09】
[Q] 「面」とは何か答えなさい

[A] ユークリッド幾何学において、
・面とは長さと幅のみをもつものである。
・面の端は線である。
と定義される。
点と線によって形成され、円や三角形、四角形などさまざまな形状で表される。


【準備課題10】
[Q] 「アップロード」とは、何をしていることなのかを答えなさい

[A] 通信回線やネットワークを通じて、別のコンピュータへデータを送信すること。また、送信したデータを記憶装置上のファイルなどまとまった形で保存させること。中心と末端がはっきり決まっているような形態のネットワークシステムでは、端末から中心側のコンピュータへデータを転送することを(中心側から見た場合にも)アップロードという。

*1:タイポグラフィにおいて文字のストロークの端にある小さな飾りを意味する