講義27日目
flash (Action Script2.0)
変数(variable)
変数とは、メモリに一時的に記録されるデータ(数値、文字列など)を入れる箱のようなものである。変数名には任意の固有名詞をつけることができる。varを使って変数宣言することで、変数の値を変えるだけでコード内の変数宣言したデータを一気に変更できる利点がある。
var 任意の変数名;
任意の変数名=値;
または
var 任意の変数名:識別子=値;
と記述する。varと識別子は省略できるができるだけ記述した方がよい。
※変数名の文頭は数値以外の英文字と$と_(アンダーバー)しか使えない、Action Scriptの予約語とキーワードは使えないなどの規制がある。
識別子の主なものは
- int
整数。小数点は含まない。
- Number
整数。小数点を含む。使用メモリがintよりも多い。
- string
文字列。値を”(ダブルコーテーション)で囲む。
- Array
var 変数名:Array=[変数1,変数2,・・・];
複数の要素を持つ配列。値のあいだを,(カンマ)で区切り、最初の値から変数名[0]、変数名[1]...というように表す。※0から始まることに注意
関数またはユーザー定義関数(function)
変数によって依存する値(引数:ひきすう)を使った処理を、任意の関数名によってまとめた式である。複数の処理を繰り返す(サブルーチン化する)ときにするときに重宝する。
function 任意の名前(引数1,引数2,…){実行する処理;}
※引数は複数ある場合は,(カンマ)で区切り、ない場合は()で省略もできる。